10/4 自然体験学習にて宝満川のくつわ井手の堰落しと魚取りの体験をしました。
メダカやミズカマキリも生息していました。 メダカが戻ってきているのには、大変感動しました。ただ鯉を逃がしたのが残念でした(😭)
9月15日(火)吉木小学校の4年生と御笠橋で河川学習会を行いました。
9月18日(金)吉木小学校の4年生で河川についての学習会を行いました。
御笠北部の生きものを紹介致します。部会として活動は川の清掃、自然観察会の見守り、小学校中学年の総合学習、自然環境教育のお手伝いをしています。
宝満川の四季をドローン映像を使って作成しました。
撮影:合同会社ビデオリンク 編集:高橋由貴
コウベモグラ
滅多に泳ぐことはないと思われていたコウベモグラが原川を泳いでいました。鼻先が黄色いことと前肢が後ろ向きに曲がっています。ビロードのような表皮がふかふかして暖かそうです。
オオスカシバの仲間、ホシホウジャクがコスモスの花に飛んできました。
目玉模様は蛾のはねなどにもよく見られています。これは野鳥などからの補食から身を守るためのものといわれています。ダーゥインによればこのような模様のものが生き残ったと説明されています。
アゲハは特別に管状になった口でアレチハナガサの花から蜜を吸っています。アレチハナガサはバーベナの一種でこの園芸種は花屋さんでも売られています。一輪挿しでも観賞してみてはいかがですか。
ヒシが原川に浮かんでいます。これは各地の堀に浮かんでいます。これは兵糧攻めに遭ったときに非常食として栽培されていたといわれています。このヒシは結実を見ずに増水によって下流に流されてしまいました。
原川のカマツカ
砂地の河床に生息しています。ドジョウのようなひげが生えています。砂に含まれているムシなどを水を吹き出すようにして掘り起こして食べています。
マンホールの上のマムシ
銭形模様と三角形の頭部が目印です。蛇の仲間ですが、日本で唯一、雌の体内で孵ってこの姿で生まれてきます。この習性を卵胎生といい、グッピーなどがこの方法で子どもを守っています。頭部の中心には赤外線を感じる器官があり、ネズミなどの哺乳類を襲います。
ケラ 普段は土の中に住んでいます。ジージーと土が鳴いているように聞こえるのはこのムシの仕業です。捕まえると情けなさそうにツルツルの頭の脇にシャベル状に変化した前肢を振りかざします。お金が無い時のおけらとはこの様子を示したものといわれています。
準絶滅危惧種です。咬まれたらその日ばかりのヘビ?実際は可愛い無害なヘビです。いじめないでください
カワセミ 空飛ぶ宝石。宝満川に生息しています。原川では川沿いに小魚を狙って水面を窺っています。嘴の下面が黄色いのが雌です。河岸の側面に穴を開けて繁殖しています。3面をコンクリートで覆うと生息できなくなります。
渡り鳥のササゴイがやってきました。
大きなオイカワを捕まえました。
ニイニイゼミ 全国的に少なくなってきています。ニイニイと鳴きます。
カラスアゲハ 川の砂地に管状になったストローのような口で水を吸い上げています。
絶滅危惧Ⅱ類のイシガメと普通種のクサガメが何か語り合っているように生息しています。暖かく見守っていきましょう。カメ類は河川の両岸に穴を掘って産卵します。コンクリ-トで固めることは彼らの生息を脅かします。河川改修という自然破壊はなるべくしないようにしましょう。
宝満川のナマズ
暖かな秋の日和に思わず浮かれ出たナマズです。砂の中の生物を食べていました。
スッポン
かなり汚れたところにも生息しています。丸いソフトな甲羅はお月様のようです。